更新日: 2021.10.12 17:32
「ホンダ勢が糸で繋がっているようなレースを見せてくれた」4名の好走が光ったトルコGP/ホンダ山本MDインタビュー
──残り6戦になりました。
山本MD:あと6戦、まずは次のアメリカをしっかりいい形で終えること。マックスにしてみればトップを維持したままメキシコ、ブラジルに行きたいでしょう。そうしたら、残りはカタール、サウジアラビア、アブダビの3戦。アブダビでは僕ら方にアドバンテージがあるような展開に持っていければと思います。
──残り6戦、あと何勝できますか。
山本MD:3勝くらいできそうかなと思っています。
──そのうちの2勝はメキシコとブラジルだと思うのですが、もうひとつは?
山本MD:昨年ポール・トゥ・ウインしたアブダビだと思います。あとわからないのはカタールとサウジアラビア。メキシコ、ブラジル、アブダビはいいレースができそうだなと。だからいい結果につながるんじゃないかなと、期待もこめて。
──今日はレース前に田辺(豊治/ホンダF1テクニカルディレクター)さんとファンとの公開オンラインライブセッションに参加していましたね。いかがでしたか。
山本MD:非常に盛り上がったし、木曜日に行われたドライバー4人のセッションにも負けないくらいの数のファンが見に来てくれたと聞き、正直驚いています。
──今週末この白いマシンをはじめ、さまざまな特別企画やイベントが行われ、ホンダのホームページへのアクセスが非常に多かったと聞いていますが、実際日本の反響はどうだったのですか?
山本MD:通常の4倍くらいだったと聞いています。いろんなイベントに入ってくれたのもあるし、今回本来は日本GPだったということで今週の木曜日と金曜日くらいから青山の本社にF1の歴代のチャンピオンマシンを飾ってあったんです。真ん中にレッドブルが置いてあって。金曜日から整理券を配るくらいのお客さんが詰めかけてくれました。そういったファンのみなさんの情熱が僕らのエネルギーになっているし、力になっているということはトルコGPで肌で感じました。アメリカGP以降も引き続きみなさんに応援していただいて、しっかりその期待に応えたいと思います。
──日本GPがなくなったことは残念ですが、それによってみんなの気持ちがひとつになったという意味では、今回のイベントは本当にやってよかったですね。
山本MD:みなさん喜んでくれたと思っています。またこの企画やイベントを成功させるために尽力していただいたクリスチャン(・ホーナー代表)やレッドブルのファクトリーのみなさんに本当に感謝しておます。レッドブル・ホンダとしてやってよかった。表彰台の下でクリスチャンも「やってよかったね、白いレーシングスーツのふたりがポディウムに上がるのを見るのは最高だ』と言っていましたよ。