サインツは、第1コーナーの混乱のせいでスタート時に劣勢になったが、それでも今シーズンのベストレースのひとつにできたと語った。ルクレールの結果も相まって、フェラーリは余裕を持ってマクラーレンを引き離し、コンストラクターズ選手権で3位に浮上したのだ。
「純粋なペースの点ではおそらく今シーズンのベストレースのひとつをまとめ上げたよ。スタートは少し不運だったけれどね。でも今日は僕たちは本当に速かった」とサインツは語った。
「(スタート時の)ふたつのクラッシュは僕の目の前で起きたので、避けるための行動を取らなければならなかったが、そのせいで落とすべきではない順位を落とした。でもレースは時にこのようになるものだ」

「そこからは集中し、あの週末全体で見せたペースを出した。僕たちは本当に速かった」
「もちろん僕はチームオーダーを受けてシャルルを抜き、ガスリーを捕らえようとしたが、今週ガスリーはとても速くてうまくいかなかった。でもすごく強力なペースを1日中発揮していた」
「僕たちは望んでいたことを達成した。マクラーレンをかなり上回ったんだ。今週末は素晴らしいチャンスがあって、それをなんとか活かした。これからはチャンピオンシップで優位に立ち、今シーズン最後の4戦に挑む」
「タイトなレースになるだろう。彼らの方が速いコースもあるだろうが、僕たちは今日やったようにチームとして取り組みを続けることに集中し、前に進み続ける必要がある」
