Q2では決勝の戦略を重視して多くのマシンがミディアムを履いてコースイン。そのなかでアルファタウリ勢とアルピーヌ勢、アストンマーティン勢、ラッセルはソフトを選択した。
ここでもハミルトンが1分21秒682でトップに立ち、2番手には0.298秒差でソフトタイヤのガスリー、0.302秒差でフェルスタッペンが3番手。角田もソフトで0.376秒差の5番手につけ、以下はアロンソ、エステバン・オコン(アルピーヌ)、カルロス・サインツ(フェラーリ)、セバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)とサインツ以外はソフト勢が続く。
残り5分でラッセルが2回目のアタックを行い、残り3分半で他の14台もコースイン。ボッタスとサインツはミディアムでのQ2通過を目指して2セット目を投入し、Q2通過が確実なハミルトンとフェルスタッペンはここではソフトを履いてQ3に向けた確認走行を行う。
各車がタイムを更新するなかでペレスはタイヤを作動温度領域に入れられず11番手に終わり0.105秒差でQ3進出を逃し、サインツは10番手通過でミディアムスタートを決めた。12番手ランス・ストロール(アストンマーティン)、苦戦が続きなぜ遅いのか分からないと訴えるシャルル・ルクレール(フェラーリ)が13番手、14番手ダニエル・リカルド(マクラーレン)、15番手ラッセルがQ2敗退となった。

