翻訳・まとめ 柴田久仁夫 / Kunio Shibata

 2021年F1第18戦メキシコGP、第19戦ブラジルGP、第20戦カタールGPで各チームが走らせたマシンを、F1i.comの技術分野を担当するニコラス・カルペンティエルが観察、印象に残った点などについて解説する。今回は、カタールでレッドブルがメルセデスのウイングに対する抗議を行わなかった背景、RB16BがW12に速さで劣っていた理由について考察する。

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 前戦カタールGPの週末、レッドブルのクリスチャン・ホーナー代表は、「メルセデスのリヤウイングは不正だ」として、提訴する考えを表明していた。だが最終的にレッドブルは、FIAへの提訴を見送った。なぜなのか。カタールの予選後にFIAが新たなたわみ試験を実施したことを受けて、メルセデスがより剛性の高いリヤウイングに付け替えたと、レッドブルは主張する。一方メルセデスは、使用しているのはブラジルと同じリヤウイングであり、やましいところは何もないと反論した。

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