モータースポーツの原動力、それは人間の『熱意』であるとも言える。誰よりも速く走りたい、強いクルマを作りたいという想いが、すべての出発点。熱意を燃料にひとつのことに打ち込む人々が、モータースポーツ業界には多数存在する。レースを心から愛する、そんなレース界の『一徹さん』たちに、熱量の源泉と実際の仕事ぶり、そして哲学を聞く。第3回は前編に続き、ホンダの若手ドライバー育成プログラムを担当し、フォーミュラドリームプロジェクト(HFDP)のチーム監督でもある阿部正和氏。角田裕毅の日本時代の指導者でもある阿部氏に、角田の4輪デビューから国内時代の印象、そしてF1デビューイヤーをどのように見守っていたのかを聞いた。
ここから先は autosport web Premium
会員限定コンテンツとなります
または