更新日: 2016.04.04 08:06
ライコネン「スタートで勝利の可能性を失ったとは言い切れない」:フェラーリ バーレーン日曜
2016年F1バーレーンGP決勝で、フェラーリのキミ・ライコネンは2位だった。
■スクーデリア・フェラーリ
キミ・ライコネン 決勝=2位
スタートは理想的だったとはいえない。でも1周目に大幅に順位を落とすことはなかったのでラッキーだった。その後は挽回に努めた。何台かオーバーテイクすることができたし、正しいタイヤ選択をして、ピットストップもうまくいった。速さもあった。
終盤、前のメルセデスに少し追いついてきたけれど、ニコ(・ロズベルグ)に仕掛けられるほどは近づけなかった。
1周目のことを考えれば、とてもいいリザルトだと思う。望んでいる結果ではないけれど、改善するために努力し続けている。正しい方向に進んでいるが、1台しか完走できないというのはチームにとって理想的な状況とはいえない。このスポーツでは常に限界までプッシュしているから、物事がうまくいかない場合もある。そういうことは望んではいないが、それもレースの一部なんだ。
このマシンがとても優れていることは分かっている。でも改善すべき点があるのも、やるべき仕事があるのも確かだ。
(レース後の記者会見で、スタートがもっとうまくいっていればロズベルグと戦えたのではと聞かれ)それを予想するのは不可能だ。確かにひどいスタートだったけどね。何か問題があったのか、僕がミスをしたのか、はっきりしたことは分からない。ホイールスピンが起きた。
2番手に上がった時には、ストレート1本分の差をニコにつけられていた。そこから追いつくのは難しかった。でもできる限りのことはしたし、速さもあった。ただ優勝するには十分でなかった。今日は2位をつかんだから、これからさらに上を目指す。