クレアはフォース・インディアの躍進に不意を突かれたと認めたものの、今年もがき苦しんだことで、2017年に向けてチームは改めて活性化したと述べている。
「トラックサイドオペレーションが、求められるレベルになかったこともありましたし、マシンにも必要なだけのパフォーマンスやペースがありませんでした」
「私たちのマシンは、相性がいいサーキットがいくつかある一方で、そうでもないサーキットもありました。そういった状況から離れなければなりません。(サーキットの)あらゆる特徴に対応できる、バランスの取れたマシンに開発しなければいけないのです」
「今年は少し下降してしまいましたが、それによりチームが改めて活性化しています。栄光に満足していたわけではありません。(今年の不調によって)改善しなくてはいけないエリアをより厳しく直視することができるようになりました。そして今まさにそれに取り組んでいます」

クレアは、ランキング5位という成績が“財政的によいものではない”と認めているが、ウイリアムズは2017年にはランス・ストロールとの契約による資金を得ることができる。将来に向けたチームの基盤は安定していると、クレアは自信を見せている。