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投稿日: 2022.02.18 07:18
更新日: 2022.02.18 07:28

FIA、アブダビ事件の反省からF1審判システムを変更、故ホワイティングの右腕が復帰。セーフティカー手順の再定義も


F1 | FIA、アブダビ事件の反省からF1審判システムを変更、故ホワイティングの右腕が復帰。セーフティカー手順の再定義も

 FIAは、大きな批判を集めている2021年F1最終戦アブダビGPにおけるF1レースディレクターの判断について調査を行ってきた結果、将来に向けて実施する対策プランを決定、その詳細を発表した。FIA会長モハメド・ビン・スライエムは、審判システムおよびレースディレクションの体制を大きく変更することを決めた。

 ルイス・ハミルトンとマックス・フェルスタッペンが同点でタイトルを争うことになったアブダビGPで、ハミルトンが終始レースをリードし、自身8度目のタイトル獲得が確実かと思われた。しかしレース終盤のアクシデントでセーフティカーが出動した際、FIA F1レースディレクターのマイケル・マシが、セーフティカー先導下でレースが終了するのを避けるため、レギュレーションに反した運用を行ったことが、タイトル争いに影響する形になった。マシは、周回後れのマシンすべてではなく一部のみをリーダーたちの前に出し、規則に定められているより早くセーフティカーを引っ込め、それによってハミルトンは著しく不利な状況に陥り、タイトルを逃がす結果になった。


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