まさかのダブルリタイアを喫したレッドブルF1。第2戦は今週末、トラブルの原因は早期に究明できるのだろうか?
反戦を願うウクライナカラーのヘルメットで臨んだアルファタウリF1ピエール・ガスリーだったが、マシン後部から激しく出火し、不名誉な今シーズンのリタイア第一号となってしまった。
中国人初のフルタイムF1ドライバー、周冠宇はデビュー戦で10位初入賞の快挙を成し遂げた。ヘルメット越しでも感涙にむせぶ姿が感動的。F2時代に戦ったミック・シューマッハーや角田裕毅は一年早くF1デビューを果したが、最高峰の舞台で再び相まみえる。
WHAT A DAY. https://t.co/ri3pRi34da
— 周冠宇 | Zhou Guanyu ?? (@ZhouGuanyu24) March 20, 2022
アルファロメオF1はチームに新加入したバルテリ・ボッタスが6位、周冠宇が10位のダブル入賞。幸先のいい開幕戦となった。
セバスチャン・ベッテルが開幕直前に新型コロナウイルス感染症の検査で陽性に。急きょ代役に起用されたニコ・ヒュルケンベルグは、十分すぎるほどの働きをした。ベッテルが今週末のサウジアラビアGPに出場できない場合には、再び出番がまわってくる。
ウイリアムズF1のニコラス・ラティフィとアレクサンダー・アルボンは砂浜でお城づくり。楽しい気分転換で第2戦への英気を養う。
開幕戦は予想外の絶不調で厳しい週末となったマクラーレンF1のダニエル・リカルドとランド・ノリス。チームワークで巻き返しを誓う。
存命ならば3月21日で62歳。還暦を過ぎた2022年のアイルトン・セナは何をしていただろうか?