autosport web / Yoshiyuki Takahashi

もし世界情勢がこんなことになっていなければ、おそらくF1ドライバーとして戦うことはもう2度となかったはずのハースF1ケビン・マグヌッセン。開幕戦ほどセンセーショナルではないものの、スプリントと日曜の決勝の両方でしっかりとポイントを獲得、今季ここまでチームの全ポイントをひとりで積み重ねている。

カルロス・サインツはせっかく戦闘力の高いマシンを手に入れた途端、シーズン序盤でつまずき大苦戦。大きく開いたチームメイトとの差を一気に縮めようと焦って無理をすることで、さらにミスやアクシデントが多発。傍目でもわかるほどの悪循環にはまってしまった。

古巣メルセデスF1と元チームメイトのルイス・ハミルトンが苦しいシーズンを送っているのを横目に、移籍先のアルファロメオF1で伸び伸びと結果を出すバルテリ・ボッタス。過去2シーズンで合計21ポイントしか獲得できなかったチームが、今年は4戦終わってすでに25ポイントを計上。チームスタッフの士気も上がる。

予選では口論する場面が国際映像で流れてしまったメルセデスF1のハミルトンとトト・ウォルフ代表。レース後にはマシンの戦闘力のなさを「申し訳ない」と謝罪したウォルフ代表だが、苦戦の原因の究明はまだできていない。

表彰台には一歩届かなかったが、ボッタスの追撃からなんとか逃げ切り4位入賞のメルセデスF1ジョージ・ラッセル。ハミルトンですら手を焼きポイント圏外に沈んでしまうマシンで現在ランキング4位につけているのは立派。

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