投稿日: 2022.05.05 13:38
更新日: 2022.05.05 13:37
更新日: 2022.05.05 13:37
【F1チーム代表の現場事情:メルセデス】怒りと謝罪。ハミルトンを指標に難局を乗り越えようとするウォルフの胸の内
Chris Medland
大きな責任を担うF1チーム首脳陣は、さまざまな問題に対処しながら毎レースウイークエンドを過ごしている。チームボスひとりひとりのコメントや行動から、直面している問題や彼のキャラクターを知ることができる。今回はメルセデス代表トト・ウォルフのエミリア・ロマーニャGPの週末を追った。
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トト・ウォルフはこれまで何度も大きな試練を乗り越えてきた。だが今直面しているのはキャリア最大の難局かもしれない。
彼のF1マネジメントキャリアを振り返ってみよう。まず当時苦戦を強いられ後退する一方だったウイリアムズに加入、同チームは2012年にパストール・マルドナドにより驚きの勝利を収めた。そしてウォルフがメルセデスに移った1年後、メルセデスはF1を席巻し始めた。