F1ジャーナリストがお届けするF1の裏話。第4戦エミリア・ロマーニャGP編です。
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最近クローズアップされている話題のひとつに、F1世界選手権の今後のあり方、そして特定の地域への新規イベントの集中について、いかにして理解を得ていくかということがある。特定の地域とは、具体的に言えば、従来のオースティンに加えて新たにマイアミとラスベガスでもグランプリを開催するアメリカ合衆国などだ。
だが、近年ではいくつかの古典的サーキットも、カレンダーへの復帰を果たしている。昨年のザントフォールトやイモラがその例だ。
トラディショナルなサーキットでは、確かに市街地レースの興奮や新たな市場の拡大は期待できない。しかし、カレンダー復帰後、初めて観客を入れたイモラでのグランプリの週末は、まさに伝統的と言うべき催しで始まった。
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