投稿日: 2022.06.08 17:26
更新日: 2022.06.08 17:28
更新日: 2022.06.08 17:28
【王者フェルスタッペンの戦い】選手権リードも慎重な姿勢は崩さず「勝利と敗北が紙一重なのはよく知っている」
Mathias Brunner
Translation:Kenji Mizugaki
モンテカルロで行われたF1第7戦モナコGP。采配が振るわなかったフェラーリに対し、レッドブル陣営は優れた戦略でセルジオ・ペレスの優勝、そしてマックス・フェルスタッペンが3位という好成績を上げ、チャンピオンシップ争いでさらにリードを広げた。スイス在住のF1ジャーナリスト、マチアス・ブルナーがフェルスタッペンの週末を振り返る。
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潮流は変わりつつある、それも急速に。オーストラリアGPの終了時点では、フェラーリのエース、シャルル・ルクレールが71点差で選手権をリードし、マックス・フェルスタッペンは3戦で2度のリタイアを喫して、わずか25点しか獲得していなかった。ところが、それからの4戦でマックスは3勝(イモラ、マイアミ、バルセロナ)をあげ、いまや125対116で首位に立っている。