■メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チーム
ルイス・ハミルトン 決勝=4位

今日のレースはアドレナリンでやっとのことで乗り切った。痛みをこらえて歯を食いしばっていたんだ。ここのストレートで味わう痛みは、とても表現できないほどのものだ。終盤には、ポイントを持ち帰ることを期待しているチームの皆のことだけを考えて走った。そんな状況だったのに、良いポジションを手に入れることができたよね。3位と4位というのはチームにとって素晴らしい結果だ。
チームは戦略面でとても良い仕事をしてくれた。このバウンシングを解決しさえすれば、レースで上位を走ることができるだろう。
今はバウンシングだけで確実に1秒以上、少なくとも1秒は失っている。明日はファクトリーに行って、チームと話し合いをし、これからも努力し続ける。
(自身のSNSを通してコメントし)今日は4位。ジョージはまたすごい走りをしたね。おめでとう。チームにとって全体的にポジティブな結果になった。
ネットを見ていて、大勢の人たちが、僕の様子がひどかったため心配してくれているのを知った。たくさんの人たちが愛を送ってくれていることを、本当にありがたく思う。
正直なところ、ひどい様子に見えただろうし、その100倍ひどい気分だ。このハードルを越えるため、モントリオールまで回復に努め、チームと一緒にハードワークに取り組まなければならない。
でもすでに気分は良くなってきているし、今後も頑張り続けようという気持ちになっている。また来週、会おう。
■メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チーム
ジョージ・ラッセル 決勝=3位

90分間、すべてのラップのすべてのコーナーを確実に決めて走った。本当にタフなレースだった。今夜はぐっすり眠れそうだよ!
今の僕たちはそうやって状況に対処するしかない。短期的にやれることはあまりないんだ。
F1には頭のいい人たちが大勢いるし、才能あるエンジニアも多い。だからいずれ解決策を見つけられるだろう。今日は純粋な速さで表彰台をつかんだわけじゃない。チームが信頼性の高いマシンを用意するために努力してくれたおかげで、成し遂げた結果だ。中団の上の位置を保つために良い仕事をし、フェラーリの不運によりチャンスをつかんだ。
ブラックリーとブリックスワースのファクトリーでは全員がハードワークに当たっている。今日の結果は、彼らにとってポジティブなものであり、彼らへの賞賛であると考えている。
自分たちに十分な速さがないことは分かっている。パフォーマンスを発揮するために長い道のりを進む必要がある。今はいろいろなことを実験し、試しているところだ。1週間後のモントリオールまでに解決策を見つけるのは難しいだろうが、近いうちに解決するといいね。