F1第13戦ハンガリーGPが終了した翌日から突然、始まった2023年に向けたシート争奪戦。現時点で決定しているのは、ハンガリーGP直前に2022年限りでの引退を発表しているセバスチャン・ベッテルの後任としてフェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)から移籍してくるということだ。
そこで、現在注目されているのが、フェルナンド・アロンソが去ったシートにだれが座るのかということだ。本来であれば、2021年のFIA F2のチャンピオンで、アルピーヌのリザーブドライバーを務めているオスカー・ピアストリがその座に収まるのかと思えた。ところが、ピアストリが、それを否定したためだ。
まず考えられるのは、ピアストリがマクラーレンからF1デビューを果たし、マクラーレンを追われたダニエル・リカルドがアルピーヌに復帰するというものだ。だが、マクラーレンのシートが、アルピーヌとケンカ別れまでして獲得するほど貴重なものかと考えると、ピアストリのマクラーレン行きには疑問が残る。
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