●アントワーヌ・ユベール

　2019年のFIA F2ベルギー戦レース1でアントワーヌ・ユベールが事故死してから早3年。今年もクラッシュが起きたケメルストレートには花が手向けられる。アルピーヌのエステバン・オコンは「いつもユベールとともに」と、この週末への意気込みを語った。

Racing for Anthoine. This weekend and always. ? pic.twitter.com/YfPN4clHIm

— Esteban Ocon (@OconEsteban) August 25, 2022

　そんなユベールとジュニア時代から切磋琢磨し、実の家族のように育ってきた親友のアルファタウリ、ピエール・ガスリーもユベールに祈りをささげる。友人が亡くなった地でレースをするのは複雑であることを以前語っていたが、それでもガスリーは前を向いて走り続ける。

I miss u Tonio. pic.twitter.com/tKT5bwC9dc

— PIERRE GASLY ?? (@PierreGASLY) August 25, 2022

　そんなユベールが亡くなった週末にF1初優勝を遂げたのが、友人であるフェラーリのシャルル・ルクレールだ。この日に勝利を遂げたのは大器を持つ者の宿命なのか。ルクレールにとって一生忘れられない、忘れてはいけない勝利のひとつだ。

Soon, we return to the scene of @Charles_Leclerc's bittersweet first victory in F1 #BelgianGP #F1 pic.twitter.com/iVbCgBEFgU

— Formula 1 (@F1) August 21, 2022