長年F1を取材しているベテランジャーナリスト、ルイス・バスコンセロス氏が、全20人のドライバーのグランプリウイークエンドの戦いを詳細にチェック、独自の視点でそれぞれを10段階で評価する。今回はオランダGPでの戦いぶりを振り返る。
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■評価 9/10:圧勝でなくともしっかりポール&優勝を獲得したフェルスタッペン
マックス・フェルスタッペン(レッドブル):予選1番手/決勝1位
ルイス・ハミルトン(メルセデス):予選4番手/決勝4位
シャルル・ルクレール(フェラーリ):予選2番手/決勝3位
マックス・フェルスタッペン(レッドブル)は、ポールポジションを獲得し、優勝も達成、母国のファンを喜ばせた。だが、圧勝というわけではなかった。終盤のセーフティカーピリオドがなければ、メルセデスの一台に敗れていたかもしれない。ポールポジションラップも完璧といえるレベルではなかったが、それでもフェラーリ2台に勝てたことは大きかった。