投稿日: 2017.01.25 12:57
更新日: 2017.01.25 12:58
更新日: 2017.01.25 12:58
エクレストン退任とブラウン復帰はF1発展のために必要だった──F1ボスが新体制を語る
AUTOSPORTweb
Translation: AKARAG
■「エクレストンを心から尊敬。今後もF1ファミリーの一員」
一方キャリーは、前任者エクレストンを“心から”尊敬していると語った。
エクレストンは新たに名誉会長の職に就くことを明かし、その直後にリバティはそれを正式に認めた。今後もエクレストンにはアドバイスを求めていくとリバティは述べているものの、彼が直接的に関与することはなくなるものとみられる。
「はっきりさせておきたい。(エクレストンへの)尊敬の念は心からのものだ」とキャリーは語った。
「バーニーは大きな称賛に値する人物だ。過去数10年にわたってビジネスを成長させ、現実的にそのビジネスは80億ドル(約9,030億円)を生み出した。誰もが見ることができる、彼が生み出した価値の究極の証だ」
「彼はF1ビジネスに対して独自の洞察力を持っていて、おそらく誰よりもよく理解している。彼のアドバイスはとても有益なものになるだろう」
「今まで彼はとても助けになってくれた。これからも彼の助言をもらえるのを楽しみにしている」
キャリーは、86歳のエクレストンは新しいポジションに慣れるまで苦労するかもしれないと認めた。
「バーニーは成人してからの人生の大半でこの(F1の)ビジネスを運営してきた」とキャリーは語った。
「変化は彼にとって難しいものになるだろうし、乗り越えるべき課題になるだろうと私は理解している」
「彼はいつまでもF1ファミリーの一員であり、いつでも歓迎する。私はこれからも彼がF1の一部であると感じられるように努力をしたい」
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