1977年から1986年にF1に参戦したパトリック・タンベイが73歳で死去したことを家族が発表した。タンベイはフェラーリ、マクラーレン、ルノーなどで走り、フェラーリ時代に2回優勝を飾った。
1949年6月25日生まれ、フランス出身のタンベイは、ヨーロッパF2でランキング2位と3位を獲得した後、1977年フランスGPで、サーティースからF1初エントリーを果たし、次戦からセオドール・レーシングに移籍した。この年はCan-Amでタイトルを獲得している。翌年から2年間をマクラーレンで走ったが、チームが不振に陥っている時期であり、結果を残せないまま、1980年にはF1を離れてCan-Amで再びチャンピオンとなった。