
2012年はダニエル・リカルドとジャン-エリック・ベルニュへとドライバーを一新。第2戦以降、9戦連続でノーポイントが続く事態となったが、シーズン後半は計8回の入賞を果たし、コンストラクターズ9位。

前年『STR7』の発展型となった『STR8』。この年の入賞は10回とほぼ昨年の横ばいとなるも、ウイリアムズが不振だったこともあり、2年ぶりにコンストラクターズ8位を掴んだ。

特徴的なノーズが印象に残る『STR9』。トロロッソはパワーユニット時代到来に伴いルノーPUにスイッチ。コンスタントにポイントを獲得するも、コンストラクターズ6位のフォースインディアから125ポイント離されランキング7位に留まる。なお、この年よりレッドブルに移籍したリカルドに代わり、ダニール・クビアトが加入している。

2015年、ドライバーが一新され、当時17歳のマックス・フェルスタッペンとカルロス・サインツが加入。フェルスタッペンが2度4位に入る活躍を見せるも、コンストラクターズは7位。

この年よりフェラーリPUにスイッチ。ドライバー体制もフェルスタッペンとサインツが継続となったが、第5戦スペインGPよりフェルスタッペンとトレードするかたちでクビアトが再加入。『STR11』は前半好走を見せるも、シーズン後半に伸び悩み、3年連続のコンストラクターズ7位に終わった。

ふたたびルノーPUを搭載した2017年。これまでとは異なるブルーとシルバーにレッドのアクセントを取り入れたマシンカラーリングに刷新。サインツが好調を見せる一方、クビアトは成績が伸び悩み、後半5戦でピエール・ガスリーにシートを奪われる。また、アメリカGPよりサインツがルノーに移籍したことから、4戦でブレンドン・ハートレーが搭乗している。コンストラクターズは4年連続の7位となった。