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投稿日: 2023.02.23 12:00
更新日: 2023.02.23 12:02

「F1は水曜日を起点に開幕させたい」 DAZNオリジナルコンテンツ『WEDNESDAY F1 TIME』の収録現場に潜入


F1 | 「F1は水曜日を起点に開幕させたい」 DAZNオリジナルコンテンツ『WEDNESDAY F1 TIME』の収録現場に潜入

 番組収録終了後、今回のWEDNESDAY F1 TIMEについて、4名に収録の感想と今季のF1の見どころを聞いた。まず2023年第1回目のゲストとして呼ばれた松下は「DAZNさんの収録は常に良いものを取り込んで毎回変化しています。すごく素晴らしい姿勢だと思いますし、ドライバーとしても、そういった部分をDAZNさんから勉強させてもらっています」と収録を振り返った。その松下は「『人生は何が起きるかわからない』を代弁してくれている」という理由から、FIA F2でともに戦い、28歳にしてF1レギュラーデビューするニック・デ・フリース(アルファタウリ)を注目ドライバーに挙げた。

 同じくゲストで登壇した笹原は、今季のF1で楽しみなこととして『人間ドラマ』を挙げる。

「今年はフェラーリやマクラーレンなど、首脳陣が変わったチームが多いです。チームにはふたりのドライバーがいて、レースでは絶対にひとりが前、もうひとりは後ろという順位になってしまうと思います。たとえば昨年のフェラーリはシャルル・ルクレールがナンバー1で、カルロス・サインツがナンバー2のような感じでしたが、チーム代表が変わったことによって、その部分が変わるかどうかにも注目しています」と笹原。

 また番組収録については「なにより収録の雰囲気が楽しかったです。やはり、こういった場でも人と人との学び合いや関わりが大事になってくることはすごく勉強になっています。感想は“楽しかった”と端的なものになってしまいますが、やはり笑顔になれることは大きいですよね」と振り返った。

『WEDNESDAY F1 TIME』2023年第1回目の収録で笑顔をみせる笹原右京と松下信治
『WEDNESDAY F1 TIME』2023年第1回目の収録で笑顔をみせる笹原右京と松下信治

 ふたりの先輩ドライバーでもあり、番組のレギュラーである中野氏も、3年目を迎えるWEDNESDAY F1 TIMEでは「F1を戦っている人たちの気持ちが透けて見えるようなこと」を伝えていきたいと意気込み、レース解説では「F1は画面を見ていてもわからないことが多いスポーツです。みなさんもレースを見ていて『何でこの判断をするんだ』と思うかもしれませんが、実際に判断している関係者がその場で完璧な答えを出せるかといったら出せないと思います。いろいろな感情があると思いますが、チームやドライバーに寄り添うという意味は、その感情を少しでも中和できるような役割だと僕は思っています。そのあたりを、これまで以上に伝えていきたいです」と、今年の抱負を述べた。

 今季のF1では「活躍次第では今後のF1が変わってくる」ということで、デ・フリース、オスカー・ピアストリ(マクラーレン)、ローガン・サージェント(ウイリアムズ)というルーキードライバー3名に中野は注目しているという。

 さらに番組のMCを務め、収録中も巧みな進行技を披露したサッシャ氏はWEDNESDAY F1 TIMEについて「レース中には追えない部分にもF1の楽しさがあると思うので、それを伝えていけたらいいですね」と語る。そのサッシャ氏に改めてF1の魅力を聞いた。

「やはり、F1は人間模様ですよね。人間模様というとドライバー同士の駆け引きや無線のやり取りを想像するかもしれないですが、そうではなく、クルマのデザインも人間、パワーユニットを作っているのも人間、もっと言うとチームの運営も人間です。レースはどうしても同じコースをクルマがぐるぐると回っていると思われがちなのですが、すべては人間が制御しています」

「F1は本当に人生をかけてクルマを作るトップの人材が集まり、ドライバーも文武両道の選手たちが集まっています。その分野のエリートたちが、サーキットをぐるぐると回るクルマのために頑張っていることが、僕は究極的にすごいことだと感じています。言うなれば、学園祭を世界トップの一流のプロたちがやっているようなイベントですよね」と、サッシャ氏ならではの表現でF1の魅力を語った。

『WEDNESDAY F1 TIME』の収録に笑顔をみせるサッシャ氏、中野信治氏、笹原右京、松下信治
『WEDNESDAY F1 TIME』の収録に笑顔をみせるサッシャ氏、中野信治氏、笹原右京、松下信治

 WEDNESDAY F1 TIMEのプロデューサーであり、DAZNのモータースポーツ番組を統括する立場でもある渡部氏は、今季のDAZN F1中継について「F1の週末をより深く楽しんでいただけるよう、水曜日のWEDNESDAY F1 TIMEをパワーアップさせ、よりドライバー目線の解説を中心にお伝えします。また今シーズンは、“水曜日を起点にF1が開幕していく”ということをメインテーマにしていきたいと思っています」とコンテンツ制作の狙いを語った。

「ファンのみなさんのなかには、土曜日に予選、日曜日に決勝というイメージがあるかと思いますが、金曜日からフリー走行が始まっています。金曜日にフリー走行が始まるということは、その2日前の水曜日から、我々がレースの見どころをしっかりとお伝えし、金曜日から『ここを見たら面白い』ということを提示するのはWEDNESDAY F1 TIMEの使命です」

「レースの終了後には、レース中には分からなかった戦略やクラッシュ要因、リタイア原因が判明するのが月曜日、火曜日ということを考えると、その要因を少しでもレース明けの水曜日にしっかりと説明したいです。『レース中に分からなかった部分はこういう理由だった』という疑問点を翌週の水曜日に必ず解決する。それが水曜日を起点にするという番組のテーマです。今季は水曜日からF1が始まることをさらに押し出していけたらいいなと思っています」

 さらに今年はファンとの交流を強めるべく、昨年大きな反響を呼んだ公開収録も実施したいという思いも熱く語ってくれた渡部氏。“F1は水曜日から始まっている”このテーマを掲げるDAZN。2023年『WEDNESDAY F1 TIME』の第2回以降が早くも楽しみだ。

『WEDNESDAY F1 TIME』のプロデューサーであり、DAZNのモータースポーツ番組を統括する渡部康之氏
『WEDNESDAY F1 TIME』のプロデューサーであり、DAZNのモータースポーツ番組を統括する渡部康之氏
アルファタウリからF1に参戦する角田裕毅が描かれた『WEDNESDAY F1 TIME』の台本
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F1全23戦のライブ中継、そして今回の『WEDNESDAY F1 TIME』をインターネットで配信する動画配信サービス『DAZN(ダゾーン)』の詳細はこちらへ
F1全23戦のライブ中継、そして今回の『WEDNESDAY F1 TIME』をインターネットで配信する動画配信サービス『DAZN(ダゾーン)』の詳細はこちらへ

DAZN:https://www.dazn.com/ja-JP/welcome


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