「新F1マシンでオーバーテイクは増える」DRSの効果が高まるとの見方
2017年のF1マシンはルックスが大きく変わり、1周あたり5秒から6秒速くなることが見込まれている。新しいマシンでドライバーたちが今までよりプッシュすることができるとみられているため、マグヌッセンは実際にレースをするのを楽しみにしている。
「速いマシンで走れるのはいいことだ。今からすごく楽しみにしている」とマグヌッセン。
「(ドライバーとしては)プッシュして、限界まで攻めたい」
「昨年までのマシンはグリップがとても低くて、グリップと比較するとパワーはすごく大きかった」
「ドライバーは、ピットレーンから出た瞬間から限界まで攻めたいと思っている。だからタイヤ、空力、バランスといったもののいい妥協点を探しながら走るのではなく、限界を探すというチャレンジを与えてくれるマシンで走れるのはうれしいことだよ」
「限界を見つけるのが、これまでより難しくなるんじゃないかと期待している」
今年のマシンはコーナリングスピードが高くなり、ドライバーにかかるGフォースが増えると予想されているため、ドライバーたちはいつも以上にハードなトレーニングを行い、体を鍛えている。
「今年のマシンは運転しづらくなっているものと想定しなければならない」とマグヌッセン。
「だからトレーニングに励まなきゃならない。そういうモチベーションはかなり高いよ。トレーニングをしっかりやったかどうかが、大きな違いにつながると思うからだ」
「バイクとトレッドミルで2時間走っただけでは足りない。トレーニングを集中的に行うのはすごくきついけど、僕は楽しんでやっている」
この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています