投稿日: 2023.02.25 07:29
更新日: 2023.02.25 12:15
更新日: 2023.02.25 12:15
F1プレシーズンテスト2日目:アルファロメオの周冠宇がソフトタイヤで最速。メルセデスにトラブル発生
autosport web
■フェラーリ:サインツが午前最速「ポジティブな一日」
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フェラーリのこの日のドライバースケジュールは、午前にカルロス・サインツ、午後にシャルル・ルクレールを走らせるというものだった。サインツは70周を走行、1分32秒486(C3タイヤ)で午前セッショントップ、全体では6番手となった。ルクレールは68周を走り、1分32秒725(C3タイヤ)で8番手だった。ふたりは、順調に周回数を重ね、作業を進められたことにポジティブなコメントをしている。
■ウイリアムズ:サージェントが最多154周でテストを終了
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ウイリアムズのルーキー、ローガン・サージェントは終日走行、全ドライバー中最多の154周を走りこんだ。サージェントにとって、この日がプレシーズンテストで走る最終日であり、デビュー戦バーレーンGPに向けた準備に取り組んだ。午前セッションで、最もソフトなC5タイヤで記録した1分32秒549で、サージェントは全体の7番手となった。午前最速のフェラーリのサインツ(C3タイヤ)とは0.063秒差だった。
■マクラーレン:CEOが開発作業の遅れを認める
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マクラーレンは午前にランド・ノリス、午後にオスカー・ピアストリを走らせた。ノリスは65周を走行、C2タイヤで出した1分35秒522で16番手。ピアストリは74周のなかで、C3タイヤで1分33秒175を記録し、9番手だった。CEOザク・ブラウンは、「現時点では、開発上で設定した目標をクリアしていない」と述べている。
■アルピーヌ:初期トラブルに見舞われるも合計108周を走行
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アルピーヌのテストを、午前にエステバン・オコン、午後にピエール・ガスリーが担当した。オコンは49周を走り、1分33秒490(C3タイヤ)で12番手、ガスリーは59周において1分33秒186(C3タイヤ)を記録し、10番手となった。チーフテクニカルオフィサーのパット・フライは、プレシーズンテストで起こりがちな初期トラブルに見舞われ、それが作業に多少影響したと述べている。
■メルセデス:トラブルでストップ、走行時間を失う
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メルセデスは、午前にルイス・ハミルトン、午後にジョージ・ラッセルを走らせた。チームにとって、テスト2日目はスムーズではなく、マシンバランスに苦しんだうえに、トラブルが発生し、貴重な走行時間を失った。ハミルトンは72周を走り、C3タイヤでの1分33秒954で15番手。ラッセルは、90分を残した段階でハイドロリックトラブルによりコース上でマシンをとめた。ラッセルの周回数は26周にとどまり、タイムは1分33秒654(C3タイヤ)で13番手だった。
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