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●デブリの後ろにデ・フリース/土曜日の様子

 さて予選を控えドライバーたちは集中力を高めるべくルーティンをこなしていく。ハースのケビン・マグヌッセンは愛娘から直接パワーを注入してもらったのだが、その姿がなんとも微笑ましく、サーキットに一雫の癒しをもたらしてくれた。

 Q1開始直後、フェラーリのシャルル・ルクレールがパーツを飛ばしてしまいコース上にデブリが残ってしまう。赤旗が提示され各車ピットに戻るなか、デブリにデ・フリースが接近。ここぞと言わんばかりにF1公式Twitterがその様子をツイートした。

 これがデビュー戦となるウイリアムズのローガン・サージェントは、15番手タイムのランド・ノリスと1000分の1秒まで同タイムという結果に。しかしノリスが先にタイムを記録していたことからサージェントは16番手でノックアウト。大器の片鱗を見せつけるとともに、非常に悔しい結果となってしまった。

 やはり強かったのがレッドブルのふたりとルクレールで、大方の予想どおりと言えば予想どおりの結果となった。タイヤへの攻撃性を考えるとフェラーリに分がありそうな反面、ペースに勝るレッドブルがまくってしまうのか。

 テスト、フリー走行から好調をキープしてきたアストンマーティンのフェルナンド・アロンソは、メルセデスを抜いて本人も喜ぶ5番グリッドを確保。 昨年と今年の予選結果を比較してもアストンマーティンの飛躍が目覚ましいことがわかる。ペースは充分、上位勢にアクシデントが発生すれば表彰台の確率はかなり高い。

 痛恨の予選となってしまったのがアルピーヌのピエール・ガスリーだ。ピットレーン速度違反によってタイム抹消となり最後尾スタートに。ペナルティポイントをすでに10点持っており、あと2点追加されると今季どこかで1レース出場停止となってしまうだけに痛恨のミスを犯してしまった。

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