■セルジオ・ペレス(オラクル・レッドブル・レーシング)
予選 2番手

コンマ1秒差でポールポジションを逃したときには、ブレーキングゾーンかどこかでもう少し何かできたのではないかと考えてしまう。今日の予選は、Q2、Q3を見ると、かなり接戦だった。完璧なラップを走れなければ、5番手になってしまうんだ。
明日のレースのことを考えて、予選では多少妥協した部分があるので、それが効果を発揮して、強力なレースカーで戦えることを期待している。
マシンの感触が良くなってきた。リヤが安定し、前よりもうまく扱えるようになったので、それはポジティブなことだよ。
決勝では、フェラーリが戦いに加わってくると思う。アストンマーティンやメルセデスもそうだろう。今週末、フェラーリのこれだけのペースを見たのは今日が初めてだった。彼らはかなり隠していたということだよね。シャルル(・ルクレール)が最後のランを走っていたら、ポールポジションを狙うことができただろう。
明日はタイヤのデグラデーションをうまく管理する必要がある。自分自身のレースに集中することが大事になってくるよ。
■マックス・フェルスタッペン(オラクル・レッドブル・レーシング)
予選 ポールポジション

ポールを獲得することができてとてもうれしい。ここまで決して楽な週末ではなかった。正しいバランスを見つけるのに苦労し、僕自身は自分のリズムを見つけるために努力してきた。
テストの間にはとても良い感覚を持っていたのだが、FP1でマシンに乗った時にかなりのショックを受けた。テストの時とは大きく違っていて、それがなぜなのか理解できなかったんだ。
でも全体的にとても良い予選になった。パフォーマンスをうまく取り戻すことができたからね。明日、1-2のグリッドからスタートできることは、チーム全体にとって素晴らしいことだ。チェコ(ペレス)がすぐそばにいるから、決勝に向けて期待できるよ。
レース中にいろいろなことが起こる可能性があることは分かっている。僕たちチームがコース上で何ができるかを確認するのが楽しみだ。
(予選後の会見で語り)今日のポールは特にうれしい。予選までにとても苦労してきたからね。(マシンのセッティングに)これほど大きな変更を施すのは珍しいことだ。幸い、予選で週末のなかで一番いいバランスになった。