取材・文 柴田久仁夫

 2014年からV6ターボハイブリッドが導入されて以来、F1はレッドブル、フェラーリ、メルセデスの3強と、それ以下の中団グループがはっきり分かれる時代が長く続いてきた。しかし10年目の今季、そんな力関係はついに崩れた。まだ開幕戦を終えたばかりだが、3強に割って入って表彰台を獲得したアストンマーティンの強さは本物だと言えるだろう。

 AMR23は開幕前から速さを見せてきたが、特に群を抜いていたのがロングランペースだった。デグラデーション(タイヤの性能劣化)が特に大きいバーレーン・インターナショナル・サーキットで周回を重ねても、ラップタイムが落ちていくどころか、燃料減少に比例して逆に速くなっていった。ひとことで言えば、タイヤの持ちがとんでもなくいい。ライバルチームの開発陣は、かなりの脅威を感じていたはずだ。

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