サウジアラビアはF1世界選手権の2戦目の開催に前向きであることを表明してきた。キディヤに建設中のサーキットにグランプリを移転した後も、ジェッダをF1のカレンダーに残すことを望んでいるようだ。
2019年に開始された新しい巨大エンターテインメント施設の建設プロジェクトは、サウジ・ビジョン2030の取り組みの一環として首都リヤド近郊で進められている。このプロジェクトは、サウジアラビアの経済をインフラやレクリエーション、観光など多数の分野に多様化することで、石油への経済依存を削減することを目指している。F1グランプリの開催が可能な専用のレース施設がキディヤの最大の呼び物となる見込みで、2027年か2028年にF1を招致する計画だ。