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投稿日: 2017.02.22 08:02
更新日: 2017.02.22 08:05

ルノーF1新パワーユニットのテーマは「軽量化と融合」。新コンセプトで0.3秒削るための課題とは


F1 | ルノーF1新パワーユニットのテーマは「軽量化と融合」。新コンセプトで0.3秒削るための課題とは

 ルノー・スポールF1のエンジン・テクニカルディレクター、レミ・タファンは、今季のR.S.17はシャシーとパワーユニットをひとつのチーム内で作った最初のマシンであり、パワーユニットにおける目標はシャシーにうまく融合させることであったと述べている。

 最も重視したのは「重量と融合」であるとして、パッケージ全体の重量を抑え、全体のパフォーマンス向上を目指したという。「パズルのようだった」R.S.16とは異なり、今季型はエンジンとシャシーが完全にフィットし、一体感が圧倒的に増したとタフィンは考えている。

 一方で、コンセプトを一新し、パフォーマンス向上を図ったため、パーツへの負担が増え、信頼性の問題が課題であるともタフィンは述べた。

「昨年はベストなパワーユニットとのギャップを半分に縮め、最も信頼性の高いパワーユニットとすることを目指し、それを実現できたと思う。2017年には残りのギャップを縮めたい。パフォーマンスを向上させようとすればするほど、信頼性の限界に近づいてしまう。そのバランスをうまく調整しなければならない。最初のエンジンの信頼性を確立する必要がある」とタファンは語った。


この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています

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