F1のCEOを務めるステファノ・ドメニカリは、長年にわたってF1を開催してきた人気の会場も、将来のF1カレンダーに留まるにあたっては、その歴史、地位、名声にあぐらをかくことはできないと警告している。
この20年でF1の年間開催数は16戦から23戦に増加したものの、近年はホッケンハイム、ニュルブルクリンク、ポール・リカール、イスタンブール・パークといった多くのコースがスケジュールから外されている。イモラ、ザントフォールトなどファンに人気のコースはカレンダーに復帰したばかりだが、モンテカルロ、スパ・フランコルシャン、モンツァ、シルバーストンといったコースは、現在脱落の危機にあると言われている。