FIAが非合法の裁定を下すにしても、メルボルンで抗議を受けるにしても、サスペンション技術を推進してきたチームのひとつであるメルセデスにとっては、シーズン序盤の大きな悩みの種となり得る。しかし、23日にシルバーストンで行われた2017年型新車発表の場で、ウォルフは現状をまったく心配していないと語った。
「TRM(技術規則ミーティング)で、サスペンションの合法性については議論を重ねてきた。メルセデスに関して言えば、置かれている状況に大きな自信があり、安心している。我々は何が許されて何が許されないかなど、ルールが定めるものを理解している。いつものようなシーズン序盤の活気があるだけで、心配するようなことではない」