AUTOSPORTweb / Translation: Yasuo Miyake/AKARAG

 収益のチーム間分配などについては、長期の契約があるために、大きな課題として残りそうだ。一方でレースイベントの活性化を目的とするような試みなら、早ければ2017年シーズンから取り入れられるだろうとウォルフは言う。

「我々は常に契約のしばりを受けるものだし、F1の成功はある部分、そうした長期契約による安定運営に基づいている。ただそれは、すべてを一度に改革することの難しさをも意味する」

「それでも私は、今後は短期間でかなり多くの実現可能な変更がなされるだろうと見ている。我々は少なくとも、コース上でのイベントの活性化、パドックへのアクセスづくり、それからチーム、報道陣、ドライバーに、より大きな権限を与えるということを聞いている」

 さらにウォルフは、チームの複数のスタッフが、ロス・ブラウンらF1の新幹部たちと接触を続けていることを認めた。

「何度かの機会をとらえて互いに話をした。この数週間で2、3回程度だ。チームとしては各部門から複数のメンバーを出し、先方からはロスと、チェイス・キャリー、それにショーン(ブラッチス)が出てきて、定期的に意見交換をした。彼らは我々の意見に興味を示しており、何が足りておらず、どこに新たな機会があるのかといった話を聞いてくれている」

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