レッドブルのモータースポーツコンサルタントを務めるヘルムート・マルコは、先週末のF1第7戦モナコGPにおけるセルジオ・ペレスのレース内容には感心していないが、アルファタウリのニック・デ・フリースが出した結果については喜んだ。
ペレスのトラブルは土曜日に始まった。予選Q1でぎこちないクラッシュを喫したことで、最後尾からのレーススタートが決まってしまい、ペレスは長く苦しいレースを戦うことになった。ファーストラップ後にミディアムタイヤからハードタイヤに交換してペレスの運を好転させようとしたレッドブルの戦略的試みは役に立たず、遅いトラフィックに足止めされたペレスは、惨めにも後方集団に取り残されてしまった。