ハースのロマン・グロージャンとザウバーのアントニオ・ジョビナッツィは、ふたりとも午前中のウエットコンディション下でも走行したが、テスト終盤にそれぞれ4位と5位のタイムを記録した。
ジョビナッツィはウルトラソフトタイヤで走行して一時的に4位になったが、グロージャンが最後の15分になってスーパーソフトに履き替えベストタイムを記録したため、順位がひとつ下がった。グロージャンはその日118周を走行している。
セルジオ・ペレスはスーパーソフトタイヤで走行し午後のセッション中盤に3位のタイムを記録した。2017年仕様の耐久性の高いタイヤをうまく使い、まずまずのペースで周回を重ねたが、他のチームがタイムを改善したため、チェッカーフラッグを受けた時は6位になっていた。
7位はマクラーレンのストフェル・バンドーンで、ウルトラソフトタイヤを使用し、チームメイトのフェルナンド・アロンソが同じタイヤでテスト3日目に出したタイムよりも、コンマ022秒遅れでテストを終了した。
トロロッソは、午前中にダニール・クビアトが1周を走れただけという、彼らにとっては忘れたい1日となった。
チームはクビアトとカルロス・サインツJr.のふたりが午後に少しでも走れるようルノーのパワーユニットを取り替えることにしたが、結局STR12がガレージから出てくることはなかった。
ウイリアムズは、テスト3日目にルーキーのランス・ストロールがFW40でクラッシュした時の損傷が残っており、テスト最終日は走行することができなかった。
バルセロナでの第2回合同テストは3月7日火曜日に始まる。