十分に周回を重ねられないまま、開幕戦オーストラリアが近づいてきており、ブーリエはホンダが早急に問題を解決することを望んでいるものの、今の段階ではさほど心配はしていないと語った。
「それほど心配はしていない」とブーリエ。
「もちろんもっと周回を重ねたかった。もっといろいろなパーツのテストをしたかったのだ。だがいくつかテストしたものは優れていたし、相関精度もよかった。従って、予想していた状態からさらに改善していくことができる」
「あとは、(問題を)正確に調査し、それに対処することをホンダの手に委ねている。これについてはパートナーに頼るしかない。彼らはやってくれるだろう」

イギリス ウォーキングの本拠においてマクラーレンの上層部は今の感情を明確に示しているものの、ホンダとのパートナーシップから手を引くという考えはないとブーリエは言う。
「それはない。しっかりとした契約を結んでいる」
「それについては考えたことすらない。我々は長期契約を結んでいるのだ。たとえ理想的ではない状況下にあっても、この関係を基にして前進していきたい」