テスト初日にオイルタンクのデザインに関連する問題が発生したことについて、起こってはならないトラブルだったとアロンソは述べた。
「あの日オイルタンクの問題が起きたけど、あれはアマチュアの問題だ」とアロンソ。
しかしパワーユニットに関する最大の懸念は、信頼性よりも、今後パワーの面でどれだけ向上するのかという点であると、アロンソは考えている。

「僕らは初日から、パワーについて、信頼性について、どういう状況なのかを解き明かしてきている」
「周回を重ねれば、いろいろな発見がある。リヤキャリパーの温度とかボディワークとか、そういったことについてね。普通は、冬季テストの初日や2日目にそういうことを見つける」
「でも僕らは毎日40周ぐらいしか走っていないから、まだ他のチームの2日目の段階にいるようなものだ」
「今は小さなことを発見しているところだ。オーストラリアに向けて心配するようなことはないと思う」
「高いレベルで戦うための準備をしっかり整えることができるだろう。ひとつ分からないのは、どのぐらいのパワーを出せるのかということだ」
バルセロナのターン3を全開で抜けることができるかという問いに対し、アロンソは笑顔で「ああ、僕らはターン3だけじゃなくてほとんどすべてのコーナーを全開で走っているよ」と冗談を言った。