マクラーレンに残留しないだけでなくF1から引退する可能性までささやかれるようになってきているが、アロンソは今週のバルセロナテストで、2017年もチームが低迷し続けたとしても、それで自分が引退を決めることはないと発言した。下位争いを強いられる状況のままで自分のキャリアを終えたくはないと、現在35歳のアロンソは言う。
「僕はいつも(人とは)逆方向の考え方をするんだ」とアロンソ。
「人が悲観的になるようなときには、僕は楽観的に考える。人が大喜びしているときには、僕は心配になる」
「今年、僕らは高い競争力を発揮できるものと確信している。今年のいつごろになるのかは分からないけど、いずれ強さを発揮できる。僕は優勝したいし表彰台に立ちたい」
「もしもすべてが悪い方向に行ってしまったら……そしたらまた来年挑戦するよ」
「(状況が悪ければ)余計に、続けたいというモチベーション、勝ちたいという意欲が高まる」
「自分にふさわしい結果を出せずに、よくない気分のままレースをやめたりはしない」