F1第12戦ハンガリーGPでレッドブルが車体面でのアップデートを投入した。そのアップデートは、サイドポンツーンのインレット(入口)の形状をこれまで以上に上下の幅を狭くした極薄仕様だった。一見すると、空力効果を得るために冷却機能を犠牲にしたかのように思えるが、チーム関係者によれば、冷却機能はまったく犠牲にしていないと言う。
パワーユニットを冷却するラジエターやオイルクーラーなどの冷却装置のデザインと製造は、事前にホンダからレッドブルに対して伝えられている要求を満たすだけの装置をチーム側が製造する。今回のサイドポンツーンの形状変更もホンダ側の要求を下回ることがなかったため、レッドブル側の判断でアップデートが投入されている。
ここから先は autosport web Premium
会員限定コンテンツとなります
または