1970年には自らの名を冠したサーティースでF1に挑戦したが、72年を最後にF1での活動を終えた。ドライバー引退後はクラシックイベントに参加したり、二輪や四輪のチーム運営に携わったりと活動。息子ヘンリー・サーティースもレーシングドライバーとして活躍したが、2009年のF2でタイヤが頭部を直撃。18歳で亡くなっている。
サーティースは2月からロンドンの病院で呼吸器系の疾患により入院していたが、10日、家族が「おだやかに亡くなった」とする声明を発表した。
「彼はモータースポーツ界の偉人であり、つい最近までヘンリー・サーティース財団とともに、バックモアパークのカートコースで疲れも知らず働いていた。我々は彼のような驚くべき、そして親切で愛された男の人生を祝福し、彼を失ったことに深い悲しみを示す」
モータースポーツ界の大いなる存在の逝去に、心から哀悼の意を表します。