●シンガポール名物トカゲ&水風呂
当初はシンガポールGPから復帰する見込みだったアルファタウリのダニエル・リカルドだが、このレースでもリアム・ローソンにステアリングを託すことに。当人はピットウォールからセッションを静観する。
世界各国のサーキットにはレイアウト以外にもそれぞれ特徴を持っている。シンガポールの場合は、トカゲだ。セッション中にトカゲがコースを横切り、実況席も大盛り上がり。しかしその大きさにはなんとも驚かされる。レース中だけはコース外で観戦いただきたい。
予選シミュレーションでアタックするフェラーリのカルロス・サインツだったがトラフィックに引っ掛かりあわや追突という場面が。マシンが大型化し、より一層コース幅が狭く感じるようになってしまったマリーナ・ベイ・サーキットにおいて緊急回避する場所も少なくなっている。
高温多湿でのレースはマシンに加えてドライバーの冷却も課題であり風物詩だ。セッション終了後は水風呂に直行するのが定番となりつつある。