Kenji Mizugaki

ウイリアムズの副チームプリンシパル、クレア・ウイリアムズは、F1の新しい予選フォーマットに懐疑的な人々もオーストラリアGPで実際にやってみるまでは判断を保留すべきだと考えている。

メルボルンで実施されることが決まった新フォーマットでは、持ちタイムが最も遅いドライバーが一定の時間間隔で脱落していく。これはF1の首脳陣が予選をファンにとってより面白みのあるショーにしようと考えて導入したアイデアだ。

だが、ドライバーたちはこの改革をあまり歓迎せず、セバスチャン・ベッテルは「この新しい予選方式は好きになれそうにない。ドライバー全員を代表して言えば、良さそうだと思っているドライバーはひとりもいない」と述べている。

これに対して、ウイリアムズは次のように語った。「とりあえずやってみましょう。評価をするのはそれからです。私はメルボルンへ行って、新方式の予選がどうなるかを確かめてからコメントするつもりです。うまく行かなかったとしても、いいじゃないですか。とにかく試してみたのですから。私たちはこのスポーツをよりエキサイティングにしようと努めているのですし、それこそ誰もが望んでいることです」

ドライバーの大多数が反対であることについてどう思うかという英国オートスポーツの質問に、ウイリアムズはこう答えた。「意見は聞くべきでしょう。彼らは重要なプレイヤーなのですから。誰でも新しいルールを提案するときには、その良い面を見てほしいと望むはずです。ところが、F1の関係者はすぐにネガティブな面ばかり指摘して、『ちょっと待って、批判をするのは実際に試してみてからにしよう』とは言わないのです」

この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています

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