アロンソはカブトがお気に入り@日本GP現地情報
ホンダ八郷社長も激励に訪れた日本GPの現地情報をムッシュ柴田がお届け。アロンソは折り紙のカブトがお気に入りの様子。ムッシュはメルセデスの会見場の椅子に興味津々のご様子。
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鈴鹿サーキットの朝食といえば、毎年これ! 鈴鹿市内に店を構えるフランス人パン職人ドミニク・ドゥーセから毎朝届く、クロワッサンとパン・オ・ショコラです。バターや小麦をフランスから輸入してるのか、パリのパン屋で買ってたのと同じ美味しさ。つい、食べ過ぎてしまいます(^^)。
腹ごしらえも済ませてパドックに出ると、美女軍団に遭遇!
今年の日本GPは中東エミレーツ航空が、冠スポンサーなんですね。それで同航空の現職CAが、グリッドガールを務めるとのことなんですが、基本的に彼女たちはドバイを本拠地にしてるはず。
これだけの数のCAが日本に数日間出張したら運営に支障はないんでしょうかと、余計なことを考えたり。もしかして彼女たちの大部分は、CAではなくモデル事務所からの派遣かも?
それにしても、この制服。
中東女性が着用すると、実にエキゾチックな感じを醸し出すんですが、 日本女性だと、なぜかレトロな、昭和感バリバリになりませんか(^^;)
そして被り物で全然負けてなかったのが、アロンソでした。
なにしろ愛読書が『葉隠』で、首筋に「武士道」のタトゥーを入れてる人ですからね。トーチュウ特別号の付録についてた折り紙のカブトが、すっかり気に入った様子。このあとのドライバーズパレードでも、ずっと被り続けてました。その写真は撮り逃したものの、
ものすごく保存状態のよさそうなテスタロッサに乗るベッテルは、撮影成功。日本のコレクターは、やっぱり凄いですね。でも1周する前にコース上に立ち往生してしまったそうで、ベッテルは縁起でもないと思ったのか、ま、フェラーリだからしょうがないと思ったのか。幸い本番ではノートラブルで完走しましたが、表彰台には上がれませんでした。
スタート直前にはホンダの八郷社長も応援に駆けつけました。
今年だけでも、確か4回目でしたっけ?とにかく熱心です。
アロンソもこの時は、さすがにカブトは脱いでました(^^)
というような下らない冗談などとても言えないほど、マクラーレン・ホンダが惨敗したレース後の長谷川さん囲みは沈んだ雰囲気でした。
パワーユニットは確かに非力なんですが、車体性能もお世辞にもいいとは言えない。だったらせめてバトンは1回ストップ作戦で攻めてみても良かったと思うんですが、それもしない。なんとも八方塞がりの、日本GPでした。
3位に終わったハミルトンにとっても、痛いレースだったはずですが、
レース後の定例囲み会見もぶっ飛ばして、さっさと帰ってしまいました。それでもフェルスタッペンがシケインでコース変更したことにはきっちり抗議してるんですが、FIAが事情聴取しようとした時、本人はすでにサーキットを出てしまったあと。それじゃ抗議が通るはずもなく、フェルスタッペンの2位表彰台が確定しました。
一方、優等生のロズベルグは、ちゃんと会見に出席。優勝してハミルトンとのポイント差をさらに広げたんですから、出るのは当たり前ですけどね。
もちろん、超上機嫌。でもそんなことより僕は、メルセデスがズラッと並べてたこのイスがほしかったな・・。
浅草う○こビルで有名なフランス人デザイナー、フィリップ・スタルクのデザインなんです。写真だと全然そうは見えませんが、指一本で持ち上げられるくらい超軽量で、座り心地抜群。細部が、とにかくかっこいんですよね。こういうただの備品にも注意を払うところが、さすがメルセデスですよね。