トヨタが挑む戦いの“始まりの地”。セレモニアルスタートの舞台裏【WRCモンテカルロ現地情報3】
トヨタの戦いぶりを見届けるべくWRCモンテカルロを取材中のauto sport取材班。期間中はauto sport編集部の高橋カズキヨが現地情報をたっぷりお届け。
現地ルポ3回目は取材活動の合間に、疑問を解決。なかには、解き明かさないほうが良いものあったようですが……。
* * * * * * * * *
モナコのカジノ広場にあるカフェ・ド・パリで昼から行なわれた『メディア・ファンクション』という囲み取材会。4つのマニュファクチャラーのチーム代表、テクニカルディレクター、ドライバーなどが入れ替わり立ち代わりでメディアからの質問に答えていくというものなのですが、“先に質問した者勝ち”ということで、店内はほとんど戦争状態。
auto sport取材班も2月3日(金)発売号のWRCモンテカルロ特集向けの情報を集めるべく、本誌でもおなじみのフォトグラファー/ジャーナリストの古賀敬介さんを中心に攻勢をかけていきます。
最初はシトロエンのクリス・ミーク、次はすでに始まっていたトミ・マキネン TOYOTA GAZOO Racingチーム代表の囲み取材に合流し、その後はヤリ-マティ・ラトバラ、ユホ・ハンニネン、ヒュンダイのミシェル・ナンダン チーム代表、ティエリー・ヌービルと進め、最後はMスポーツ/フォードの若手エンジニアと、合計7人に聞いていきました。
ドサクサに紛れて鳩も参加。もう大変です。
続いて、カジノ広場でWRカーのフォトセッションがスタート。ミシュランマンも登場し、イベントを盛り上げていきます。ミシュランマンはフランス人のはず。「ボンジュール!」と声をかけたら、手を振ってくれました。
続けて、「Please keep an eye on Toyota’s performance!」(トヨタのパフォーマンスに注目してみて!)と言ってみたのですが、4マニュファクチャラーとも装着タイヤはミシュラン(エルフィン・エバンスの3号車はDMACKタイヤ)。
あくまで公平ということなのか、「ここはモナコだぜ」ということなのか、こちらの英語の発音がダメだったということなのか、特別なレスポンスはくれませんでした……。