最終日の22日(日)は、モナコ近くの峠道が主なステージ。本誌でもおなじみのフォトグラファー/ジャーナリスト古賀敬介さんと朝8時から向かいました。

細い山道を駆け上がり、観戦ポイントが近づくと、路肩にはファンのクルマが数珠つなぎ状態。目的地はまだまだ先で、どこまでクルマで行くかは「ギャンブル」(古賀さん)なのだとか。やがてキャンピングカーの割合が高くなってきました。

「キャンピングカーが増えてくると、こっちのクルマを止められない危険性が高くなってくる」(古賀さん)とのこと。たしかに、目ぼしいスペースはなくなってきました。

やがて、路上で焚き火しているグループに遭遇。これ以上進めないような感じでしたが、こちらがメディアと気付いた、日本でいう白バイの警察官に先導してもらえることになり、なんとTCの目の前に駐車できることに(笑)。このあたりは標高950mくらいで、気温は6度くらい。

こちらのファンも非常に熱心。基本的にはマシンの走りに注目していましたが、パッと見でそれと同じくらい『単に飲んでいるだけ』の人が(笑)。

なかには生ハムをサンドウィッチにしたり、ソーセージをバーベキューしたりしているグループも。みなさん、フリーなスタイルで楽しんでいました。