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2017.07.18

70年代当時のレトロなウェアでレースに挑んだルノー@F1イギリスGP 現地情報2回目


モタスポブログ | 70年代当時のレトロなウェアでレースに挑んだルノー@F1イギリスGP 現地情報2回目

年に数回あるグランプリ2連戦は、とっても慌ただしいし、心身ともにくたびれるのですが、F1だけの濃密な2週間が過ぎて行く、なかなか充実した日々でもあります。イギリスGPの土曜日にはすでにけっこうヘロヘロになってましたが、「ザウバー、ホンダと提携解消か?」とか、「クビサ、ベルギーGPからF1本格復帰か?」とか、次々に出てくるニュースの取材に駆けずり回りました。

土曜日にはすっかりヘロヘロになってましたが、このクルマはやはりひと目見ておかねば。

今からちょうど40年前のイギリスGPでデビューしたルノーF1ターボです。「ターボで勝てるはずがない」という当時の常識に敢然と挑戦し、壊れまくり、バカにされ続けながら、3年後に初勝利を挙げる。それをきっかけに、F1はターボ時代に突入するわけです。フランス人は時々、こういう凄いことをやらかしますね。

津川さんと肩組んでるこのオジサン、レーシングスーツを着てなかったら、ルネ・アルヌーだとは絶対気がつかなかったと思います。

アラン・プロストが登場するまでは、最も成功したフランス人F1ドライバーで、ルノーやフェラーリで大活躍したという面影は・・・完全にありませんでした。相変わらず、人生を200%楽しんでる感じでしたけど。

この週末のルノースタッフは、70年代当時のレトロなウェアを着てました。すごくいい感じでしたけど、やはりスポンサーへの気兼ねがあったんでしょうね。完全復刻じゃなかったのが、ちと残念。できればピレリじゃなくてミシュラン、BPじゃなくてエルフのロゴで決めてほしかったな〜。

翌日曜日は、朝8時からGP3のレース2が行われました。でも朝6時に起きて、サーキットに来た甲斐がありました!

前戦オーストリアの2位表彰台に続いて、ジュリアーノ・アレジがついに初勝利を挙げたんですから。

フランス国歌を聴きながら、目頭を押さえるパパ。ジュリアーノがママのお腹にいた時から知ってる僕にとっても、感慨無量なものがありました。


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