コース上にマシンがストップしてしまった。そんなときに現場に急行してドライバーをピックアップしピットまで運んでくれるマーシャルカー。バルセロナのカタルニア・サーキットでは、ニッサンの車が使われておりまして、ピット出口にスタンバイしているのはJUKE。サーキット走行をするだけに、しっかりとニスモRSエディションでした。
しかし、赤旗が出ない限りはドライバーさんはヒマ。目の前のF1よりも、昨日のサッカーの方が気になるようで。どうりで、スペインのF1人気に陰りが出るわけです。
しかし大丈夫。テスト期間中のサーキットには地元の小学生が社会科見学で招待されていて、グランドスタンドはもちろんのこと、パドックや表彰台、コントロールタワー、そしてコースサイドのバスツアーなどが体験できてしまうのです。
「昨日は1日で150人もの子どもたちを案内したわ。これが毎日よ!」と案内係のオネェさん。もちろん無料だそうで、こういう取り組みを経て未来のF1ファンを増やそうという試み、とっても大事だと思います。あとは地元の英雄がレースで活躍してくれれば……。
そんな願いをかけつつ、開幕前テストの終わったバルセロナからお別れしたいと思います。さようなら~。