■F1、MotoGPの歴代チャンピオンが使用したお宝満載
ミュージアムの入口を抜けると、F1創成期のヒーローたちの展示から始まる。耐火技術が発達する前、1960年から70年代のレーシングスーツが今のものとどれだけ違うものか誰もが驚くだろう。ジム・クラークとニキ・ラウダのレーシングスーツの違いを見るだけで、想像が掻き立てられるはずだ。
コレクションの中にはドライバーが身につけたものだけではなく、マシンのパーツも含まれている。1991年のブラジルGPでセナが使用したステアリングと2014年にルイス・ハミルトンが使用したステアリングを比較し、約20年でF1がどれほど進化したのかを目の当たりにできる。