ル・マン24時間走行初日は未体験の暑さで汗だく。【2017ル・マン24時間現地情報3】
【2017ル・マン24時間現地情報2】から約1日。「現地からの情報がねえ!」とお嘆きの皆さんボンソワール。オートスポーツweb編集部付きなんでも屋、ヒラノでございます。本誌編集部ナカノから振られてたのにも気付かず1日放置してました(さっき怒られました)が、“続き”をどうぞ。まずは13日から。
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とりあえずパスを受け取って、2年ぶりのサルト・サーキットへ。昨年はお仕事の都合で行かなかったんですが、やっぱりこの雰囲気は独特ですねぇ。初仕事は、ドライバーの集合写真撮影から。
ドライバーズブリーフィングを終えたドライバーたちがゾロゾロやってくるんですが、まあこれだけ人数がいるとなかなか揃いませんな。ひとり看板の前に立っているのは小林可夢偉選手。最終的にどうなったのかはこちらをどうぞ。
その後はルーキードライバーたちだけが集められて撮影があったんですが、「全員手を振って!」の指示に「えっ!? 手振るの?」という表情をしたのは国本雄資選手。ふだんから国内で接しているだけに、こういうときに動揺するであろうことは知ってます。
ドライバー撮影後はピットレーンをウロウロ。夕刻のオートグラフセッション(サイン会ですな)までは、各チームでピット練習をしたりするのですが、そこでカメラマンたちも驚いたのは、話題を集めるポルシェ1号車のライナー・ミュールホイザーメカニック。片手でタイヤを持って、そのまま差し込む妙技をみせるあの人です。
そんなポルシェ1号車ですが、ご存知のとおり日本でもおなじみアンドレ・ロッテラー選手が乗り込みます。で、そのヘルメットはちょっとビックリ。ゴムの部分が白いんですね。最近はヨーロッパで流行っているのか、他にもゴムを別の色にしている人が何人かいました。ちなみにグローブはアディダス。ヨーロッパではスーツも含めて、ユーザーはかなり多いです。
基本的に、ル・マンは「飛ばしすぎは良くない」というのがレースもメディアも鉄則。なぜなら週末まで体力がもちませんからねぇ。というわけで13日はソコソコで、明けて14日。まずはサポートレースのロード・トゥ・ル・マンのピットまで行ってみました。ピットからは約15分くらい。鬼遠いです。飛ばしすぎました。