2025年シーズンのスーパーGT勢力図を占う上では重要な参考材料となるはずの公式テストだが、3月中旬に行われた岡山国際サーキットに加えて、3月下旬の富士スピードウェイも雨で寒いコンディションに見舞われている。
29日から始まった富士公式テスト1日目は、前日までの春の陽気から一転して冬のような寒さとなり、朝から降り続いた雨の影響で終日ウエットコンディションとなった。とくに午前のセッション1は雨量が多くピット内で様子を見守るチームがほとんどだ。
岡山では、GT500クラスの各チームから「開幕戦のタイヤ選びをどうしよう」と悩みの声が聞こえていたが、今回はGT300クラスにも取材をしてみると少し異なる回答が返ってきた。