これらすべての管理対象部品は、性能パラメータ内での適合性と平等な競争条件を確保するためシールやマークが付与され、車重は約830kg前後に。これによりジュニアチャンピオンシップ特定のパワーウエイトレシオに関するMSUK基準を満たすことになる。
この特注設計のサルーンボディにはフロントスプリッターとリヤディフューザーが装着され、リヤウイングとともにグッドイヤーのワンメイクタイヤにさらなるグリップ力を与える。
その内部には、最新仕様のFIAアドバンスド・レーシングシート8862-2009のほか、FIA仕様のサイドインパクトパネルとFIA公認レーシングネットが装備され、あらゆる体格のドライバーだけでなく、必要に応じてドライバーコーチ/インストラクターにも充分なスペースと最高レベルの安全性が保証される。
車両、部品、ランニングコストは、他の既存のジュニアカーと同程度の価格設定となり、多くの場合それを大幅に下回る価格設定が見込まれる。また、すべてのレースはBTCCのサポート選手権として開催されるため、大勢の観客や大規模な無料テレビ生中継を通じて、サポートシリーズとして「群を抜いたメディア露出」が保証されるという。
クルマと2025年プログラムの詳細は春の正式発表時に公表される予定で、各参戦チームにクルマを納車するための注文受付と、シリーズエントリーの申し込みは追ってアナウンスされる。

