更新日: 2024.02.09 12:27
BTCC出身トム・オリファントはヒョンデ陣営加入。全15台のエントリーリスト発表/TCRオーストラリア
「カール・コックスのような世界的知名度を誇る男と、彼のチームのためにレースすることは、僕にとって本当に楽しみであり、両手で掴み取るべきチャンスだった」と意気込みを語ったリチャーズ。
「昨年サンダウンでプジョーをドライブしたから、それを元手にTCRがどのようなものかについてある程度の経験はある。僕はアウディでも少し仕事をしたが、このクプラはアウディにかなり似ており、同じコンポーネントを備えているから、その点はもうひとつのボーナスになるかもしれないね」
さらにグリッド最後のひと枠として、オリファントが離脱したASMのシートには、自身2022年以来のシリーズ復帰となるディラン・オキーフが座ることとなった。
「リンク&コー03 TCRは、僕がこれまでにドライブしたなかで最高のTCR規定モデルだ。非常に応答性が高く、必要に応じて正確にラインを調整することができるからね」と、新たな愛機を評したオキーフ。
そのシリーズ最終年度は古豪ギャリー・ロジャース・モータースポーツ(GRM)からプジョー308 TCRで参戦し、ランキング9位で終えていたベテランは、2019年のシリーズ初年度はこのASMに所属し、総合5位でフィニッシュしている。
「TCRは僕にとって競争するのが本当に楽しいカテゴリーだった。長年にわたって競争のレベルが高く、このフィールドには非常に才能のあるドライバーとチームが溢れている。アッシュ(アシュリー・シュワード代表)と一緒にそのシリーズ戻れるのは素晴らしいこと。僕らはキャリアを通じて多くのことを達成してきたからね」と続けたオキーフ。
「TCRでの2019年シーズンはとても楽しかったし、トラックに行くたびに彼は素晴らしいクルマを届けてくれた。彼の準備は誰にも負けず、開幕の週末に向けてもリンク&コーが最高の状態になることは間違いないね。これまでサンダウンでかなりの成功を収めてきたし、復帰初戦が待ち切れないよ」